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生産者 / ニカラグア

セルヒオ・オルテツ

Sergio Ortez
国
ニカラグア
地域
ヌエバ・セゴビア県サン・フェルナンド、マクエリソ
農園
エル・ポルベニール、カサブランカ、アイレ・フレスコFinca El Porvenir/Finca Casablanca/Finca Aire Fresco
標高
1,100〜1,480m
出会い
2006年
主な品種
パカマラ(レッド・イエロー)、ジャバ、カツーラ
精製
ナチュラル、ハニー、パルプドナチュラル(果肉を除き、粘液質を残して乾かす)、アナエロビック(酸素を断って発酵させる)

COE(カップ・オブ・エクセレンス:生産国ごとに開かれる国際品評会)の実績

COE 2025 ナチュラル&ハニー部門 2位

8回入賞(家族を含む)
2位最高順位
2025
90.59点最高点(100点満点)
2025

2026年(今年)の結果

  • ナチュラル&ハニー部門 12位・87.72エル・ポルベニール/イエローパカマラ ナチュラル

これまでの上位入賞

  1. 2025ナチュラル&ハニー部門 2位・90.59(大統領賞)エル・ポルベニール/イエローパカマラ ナチュラル
  2. 20246位・89.35エル・ポルベニール/レッドパカマラ ウォッシュド
  3. 201210位・88.13カサブランカ/レッドパカマラ

お店のメニューやPOPに「COE入賞生産者のコーヒー」と書けます。名前で選ばれる豆を、収穫の前に押さえられます。生産者や農園の写真が必要なときは、公式LINEで「〇〇さんの写真」と送ってください。お店で使える写真をお送りします。全8回の入賞歴を見る ↓

前の生産者リマさん次の生産者バヤダレスさん

LOT LOG / 同じ農園を、毎年

オルテツさんの農園を、毎年たどる。

BOOK your COFFEEがこれまでに輸入したロットと、COEの入賞を、品種と精製ごとに年の順に並べました。各品種の最後の行(2026–27)が、今年予約できるロットです。年が抜けているのは、その年に輸入しなかったためです。

レッドパカマラ ナチュラル今年のロット番号 ORT-03

  1. 2023–24 レッドパカマラ ナチュラル ロングイースト

    密閉した嫌気発酵

  2. 2024–25 レッドパカマラ USナチュラル

    ステンレスタンクで密閉して約72時間発酵

  3. 2025–26 レッドパカマラ USナチュラル

    ステンレスタンクで密閉して約72時間発酵

  4. 2026–27 予約受付中 ORT-03 レッドパカマラ USナチュラル

    ステンレスタンクで密閉して約72時間発酵

    このロットを予約する

ジャバ ナチュラル今年のロット番号 ORT-02

  1. 2023–24 ジャバ ナチュラル ロングイースト(2ロット)

    密閉した嫌気発酵

  2. 2025–26 ジャバ USナチュラル ロングイースト

    ステンレスタンクで密閉して約48時間発酵

  3. 2026–27 予約受付中 ORT-02 ジャバ USナチュラル ロングイースト

    ステンレスタンクで密閉して約48時間発酵

    このロットを予約する

イエローパカマラ ナチュラル今年のロット番号 ORT-01

  1. 2024–25 COE 2025 ナチュラル&ハニー部門 2位・90.59点
  2. 2025–26 イエローパカマラ ナチュラル アナエロビック
  3. 2025–26 COE 2026 ナチュラル&ハニー部門 12位・87.72点
  4. 2026–27 予約受付中 ORT-01 イエローパカマラ ナチュラル アナエロビックこのロットを予約する

レッドパカマラ パルプドナチュラル今年のロット番号 ORT-05

  1. 2023–24 アイレ・フレスコ レッドパカマラ パルプドナチュラル ロングイースト

    密閉した嫌気発酵

  2. 2026–27 予約受付中 ORT-05 エル・ポルベニール レッドパカマラ パルプドナチュラル オレンジハニー

    約48時間の好気発酵のあと果肉を除いて乾燥

    このロットを予約する

カップの言葉(カッピングで感じた風味)は、その年に販売したロットの記録です。天候も木の状態も年ごとに変わるので、毎年同じ味になるとは限りません。だからこそ、続けて記録しています。

セルヒオ・オルテツさんの、2026–27のロット12件

生産者から届いた今年のロットを、収穫の前に押さえられます。ナチュラルやハニーは収穫の前から準備が始まるので、ご希望のロットはお早めに予約リストからお申し込みください。

ロットを見て予約する

生豆の水分と乾燥 / 生産者の回答(2026年10月)

水分(予定値)
9.5%
水分活性(豆の中の水の動きやすさ。低いほど傷みにくい目安)
輸出前に測定予定
乾燥
ナチュラル 約30日、パルプドナチュラル 約25日

セルヒオ・オルテツさんの動画

産地で撮った、生産者本人の動画です。音が出ます。お店のSNSなどで使いたいときは、公式LINEでお知らせください。動画のファイルをお送りします。

  • お礼のメッセージ(2022年8月)
  • 農園とカッピング(2026年3月)
  • コーヒーの区画で(2022年9月)
  • ご家族と(2026年3月)

Coffee Producer

Sergio Ortez

Nicaragua / Nueva Segovia

セルヒオ・オルテツさんは、ニカラグア北部のヌエバ・セゴビア県でコーヒーを育てている生産者です。エル・ポルベニール農園とカサブランカ農園を営んでいます。

内戦のあとに荒れた農園を、セルヒオさんは立て直してきました。品種、精製、乾燥を毎年見直し、ニカラグアで早くからナチュラルやハニーの可能性を追ってきました。

地雷の残る農園を受け継ぐ

セルヒオさんがコーヒーの仕事を始めたのは、1992年です。2000年、お父さんからエル・ポルベニール農園を譲り受け、自分で運営を始めました。

ところが、農園のまわりには内戦のときの地雷が残っていて、入ることができませんでした。地雷を取り除き、荒れた土地を整え、コーヒーの木を育て直す。いまのエル・ポルベニールは、セルヒオさんが長い時間をかけてよみがえらせた農園です。

その後、お父さんが亡くなり、カサブランカ農園も引き継ぎました。お父さんの代にも、カサブランカとラ・コパのコーヒーが、2003〜2005年のカップ・オブ・エクセレンス(COE)に入賞しています。

サン・フェルナンドとマクエリソ

エル・ポルベニールはサン・フェルナンドにあり、標高は1,100〜1,200mです。カサブランカはマクエリソにあり、標高1,107〜1,480mの斜面に広がっています。エル・ポルベニールの中には、特区のアイレ・フレスコがあります。

品種と、年ごとに変える精製

育てている品種は、パカマラ(レッドとイエロー)、ジャバ、カツーラです。エル・ポルベニールでは、ジャバとレッドパカマラが中心です。

セルヒオさんは、同じ時期に植えた木の中から、特に大きく、枝ぶりがよく、葉の多い木を選びます。その種を分けて育てています。同じ品種でも、木の大きさや実のつき方には大きな差があるからです。農園に合い、気候の変化や病気に強い木を増やすため、数年かけて育ち方と品質の違いを確かめています。これから、ゲイシャやピンクブルボンも植える計画です。

精製の方法は、決めていません。同じ品種でも、その年の気候、実の熟し具合、収穫の時期で、合う発酵や乾燥は変わるからです。ナチュラルのほか、パルプドナチュラル(果肉を除き、粘液質を残して乾かす精製)や、発酵の時間を変えた精製も試してきました。いまはアナエロビック(酸素を断って発酵させる精製)にも取り組んでいます。

強い発酵の香りをつくることが、目的ではありません。土地や品種の香り、甘さ、質感を残しながら、クリーンで何度も飲みたくなる味に仕上げることを大切にしています。

ブラジルの精製を、ニカラグアの気候に

私たちは、ブラジルの産地で見たナチュラルやハニーの精製の方法と設備を、セルヒオさんに伝えました。当時のニカラグアはウォッシュドが中心でした。発酵を伴う精製で質の高いコーヒーは、今のようにはつくられていませんでした。

セルヒオさんは新しい方法に可能性を感じ、自分でブラジルまで足を運んで、設備を見てから導入を決めました。2008年、ブラジルのピナレンセ社のウェットミルを入れました。ニカラグアで初めてのことでした。同時にアフリカンベッド(地面から浮かせた網の乾燥棚)も整え、選別から乾燥までを自分で管理できるようにしました。

設備を入れれば、すぐに良いコーヒーができるわけではありません。ブラジルとは、気温も湿度も違います。実を広げる厚さ、かき混ぜる回数、乾燥の日数を変えながら、ヌエバ・セゴビアに合う方法を探しました。

ウェットミルを入れてからは、水を多く使うウォッシュドを減らし、ふだんの出荷はパルプドナチュラルとナチュラルに絞っています。COEには、2012年(カサブランカ)と2024年に、ウォッシュドで出品して入賞しています。このウェットミルは、水を再利用できます。環境への負担を減らすことも考えた選択です。

私たちも毎年、できたコーヒーをセルヒオさんとカッピングし、その結果を翌年の精製と乾燥につなげてきました。

約20年、セルヒオさんのコーヒーを扱うなかで、ロースターや飲む方から何度も聞いてきた言葉があります。

「驚くほど奇抜な味ではないけれど、なぜか癖になる。」
「セルヒオのコーヒーが忘れられない。」

毎年まったく同じ味になるわけではありません。その年の気候や農園の様子を映しながら、品種と土地の良さを一杯に残してくれます。

2006年、COEの会場での出会い

代表がセルヒオさんに初めて会ったのは、2006年です。審査員として参加した、ニカラグアのCOEの会場でした。産地でコーヒーを深く学びたかった代表は、農園に泊めてもらえないかと頼みました。

翌2007年の収穫期、代表は3か月ほどを過ごしました。農園の小屋に泊まって収穫作業を手伝ったり、オコタルのセルヒオさんのご家族と一緒に暮らしたりしました。昼も夜もコーヒーの話をし、農園や処理場を回り、毎日数十種類のコーヒーをカッピングしました。

この滞在中に、セルヒオさんの紹介で、ヌエバ・セゴビアの生産者を訪ねて回りました。いまも続くニカラグアでの直接の買い付けは、このときに始まりました。セルヒオさんは、代表の「毎年必ずニカラグアを訪れる」という言葉を信じ、地域の生産者との間をつないでくれました。

セルヒオさんから、日本のロースターと飲む方へのメッセージです。

「私のコーヒーを取り扱ってくださる方、飲んでくださる方には、とても感謝しています。毎年改善を続けることができるのも、皆さんのおかげです。コーヒーは、すべて同じものにはなりません。天候や私たちの働きかけによって変化します。試行錯誤の末に育った農作物から生まれる多彩な風味を感じ、それぞれの味に驚きや発見を見つけてほしいと思っています。その中で私のコーヒーを気に入っていただけたなら、何より幸せです。もちろん、自分のコーヒーには自信を持っています。」

2026年、セルヒオさんとの関係は20年を迎えました。20回目の産地訪問で、お互いにこう伝え合いました。「これからの20年もよろしく」

主な受賞歴

  • 2008年 COE ニカラグア 22位・84.33点 エル・ポルベニール
  • 2012年 COE ニカラグア 10位・88.13点 カサブランカ/パカマラ ウォッシュド
  • 2024年 COE ニカラグア 6位・89.35点 エル・ポルベニール/パカマラ ウォッシュド
  • 2025年 COE ニカラグア ナチュラル&ハニー部門 2位・90.59点 エル・ポルベニール/イエローパカマラ ナチュラル
  • 2026年 COE ニカラグア ナチュラル&ハニー部門 12位・87.72点 エル・ポルベニール/イエローパカマラ ナチュラル

2025年の2位は、精製と乾燥の試行錯誤を地道に続けてきた、一つの成果です。

すべての入賞歴を見る ↓

セルヒオさんは、内戦のあとの農園を立て直し、品種、精製、乾燥を長く見直してきました。毎年変わる自然と向き合いながら、より良いコーヒーを探し続ける。その姿勢が、また飲みたくなるセルヒオさんの味をつくっています。

COE(国際品評会)の入賞歴 全8回

セルヒオ・オルテツさんと家族の農園が入賞した記録です。新しい年から順に並べています。近年のCOEは、精製ごとの部門(ウォッシュド、ナチュラル&ハニーなど)に分けて順位がつきます。

  1. 2026ナチュラル&ハニー部門 12位・87.72エル・ポルベニール/イエローパカマラ ナチュラル
  2. 2025ナチュラル&ハニー部門 2位・90.59(大統領賞)エル・ポルベニール/イエローパカマラ ナチュラル
  3. 20246位・89.35エル・ポルベニール/レッドパカマラ ウォッシュド
  4. 201210位・88.13カサブランカ/レッドパカマラ
  5. 200822位・84.33エル・ポルベニール
  6. 200533位・84.14ラ・コパ(父)
  7. 200425位・84.39ラ・コパ(父)
  8. 200327位・83.64カサブランカ(父)

農園の場所

農園の名前を押すと、地図が切り替わります。位置は約1km単位のおおよそ、標高は地形データからの目安です。

国内在庫

日本の倉庫にあるセルヒオ・オルテツさんの生豆です。すぐにお届けできます。

いまは国内在庫がありません。次の収穫は、上の「ロットを見て予約する」から押さえられます。

ほかの生産者にも、会いに行く。 BOOK your COFFEEが毎年会いに行っている生産者は12人。全員の農園に、国際品評会(COE)の入賞歴があります。
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