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生産者 / エルサルバドル

エルネスト・リマ

Ernesto Lima
国
エルサルバドル
地域
ソンソナテ県ナウイサルコ
農園
ラス・ヌベス(区画:エル・タンボール)Finca Las Nubes(sección El Tambor)
標高
1,442〜1,659m
出会い
2010年

COE(カップ・オブ・エクセレンス:生産国ごとに開かれる国際品評会)の実績

COE 2003 7位(ラス・ヌベス)

4回入賞
7位最高順位
2003
87.16点最高点(100点満点)
2003
  1. 20037位・87.16ラス・ヌベス

お店のメニューやPOPに「COE入賞生産者のコーヒー」と書けます。名前で選ばれる豆を、収穫の前に押さえられます。生産者や農園の写真が必要なときは、公式LINEで「〇〇さんの写真」と送ってください。お店で使える写真をお送りします。全4回の入賞歴を見る ↓

前の生産者リマさん次の生産者オルテツさん

LOT LOG / 同じ農園を、毎年

ラス・ヌベスとエル・タンボールを、毎年たどる。

BOOKyourCOFFEEがこれまでに輸入したロットと、COEの入賞を、品種と精製ごとに年の順に並べました。年が飛んでいるところは、その年は輸入しなかったロットです。

ラス・ヌベス ブルボン

  1. 2023–24 ブルボン ウォッシュド
  2. 2024–25 ブルボン ウォッシュド
  3. 2025–26 ブルボン ウォッシュド

エル・タンボール ブルボン

  1. 2024–25 ブルボン イースト アナエロビック ウォッシュド
  2. 2025–26 ブルボン ウォッシュド

カップの言葉(カッピングで感じた風味)は、その年に販売したロットの記録です。天候も木の状態も年ごとに変わるので、毎年同じ味になるとは限りません。だからこそ、続けて記録しています。

生豆の水分と乾燥 / 2026–27年産

乾燥
弟のフェルナンドさんと同じやり方(アフリカンベッドで、直射日光を避けてゆっくり乾かす)。ラス・ヌベス農園でも多く乾かしている。標高が高くゆっくり乾かせる一方、霧と湿気が多く管理が難しい面もある

エルネスト・リマさんの動画

産地で撮った、生産者本人の動画です。音が出ます。お店のSNSなどで使いたいときは、公式LINEでお知らせください。動画のファイルをお送りします。

  • ラス・ヌベスから見るサンタ・アナ火山(2022年9月)
  • 乾燥棚(2026年4月)
  • 熟したブルボン(2023年2月)

エルネスト・リマさんは、エルサルバドルの生産者フェルナンド・リマさんのお兄さんです。国際弁護士として働きながら、コーヒーの農園を営んでいます。

農園の名前は、ラス・ヌベス。スペイン語で「雲」という意味です。ソンソナテ県ナウイサルコのアレナレス地区、サンタ・アナ火山の山なみの高いところにあります。

1930年代から続くブルボンの農園

ラス・ヌベスでは、1930年代からコーヒーを育ててきました。中心はブルボンです。いまはゲイシャやパカマラも植えて、この土地に合うかどうかを見ています。

2005年、サンタ・アナ火山が噴火し、農園に灰が降りました。コーヒーの木と日陰の木の7割ほどが傷みました。その後の嵐では、大きな土砂崩れも起きています。エルネストさんの家族は、長い時間をかけて農園を立て直し、木を植え直してきました。

2010年6月には、熱帯暴風雨アガサで、農園へ続く道と農園の中の道が大きく壊れました。エルネストさんは、この年のCOEオークションで得たお金を、すべて道の復旧に充てると決めていました。

雲のかかる高地、ラス・ヌベス

ラス・ヌベスは、標高1,442〜1,659mの斜面にあります。広さは約90haで、そのうち80haにコーヒーを植えています。農園の中には「エル・タンボール」という約15haの区画があり、標高は1,558mです。

農園は、ロス・ボルカネス国立公園とセロ・ベルデに接しています。土は火山からできた黒い土です。雨は年に約2,800mm降り、平均気温は16℃ほど。涼しい土地です。

日陰の木には、イトスギ、コロソ(ヤシの仲間)、インガ、アルボル・デ・チョロ、ジャカランダが育っています。農園には鹿やアルマジロもすんでいます。

弟フェルナンドさんの農園は、サンタ・アナ火山の火口をはさんで反対側にあります。同じ火山でも、気候や土が違えば、コーヒーの味もはっきり変わります。兄弟のコーヒーを飲みくらべると、その違いがよく分かります。

品種と精製

エルネストさんがいちばん力を入れているのは、ブルボンです。品質が高いのに、いまでは育てる人が減り、消えかけている品種だからです。COEに入賞したロットも、すべてブルボンのウォッシュドでした。

エルネストさんは兄弟の中でも、新しい精製に早くから取り組んできました。いまはウォッシュドのほかに、「イースト アナエロビック」もつくっています。酵母を加え、酸素を断った状態で発酵させる精製です。ラス・ヌベスとエル・タンボールの両方でつくっています。

収穫は1月から4月。バルカネスの精製所で果肉を除き、ウォッシュドは12時間、酵母を加えるアナエロビックは48時間、水を使わずに発酵させます。そのあと、クレイタイルの乾燥場で16日ほど、水分11%まで乾かします。仕上げはクスカチャパの乾燥・出荷場で、欠点豆を手で取り除いてから袋詰めします。

品質へのこだわり

ラス・ヌベスは、2004年に有機栽培に戻しました。2010年にはアメリカ(USDA・NOP)と日本(JAS)の有機認証を受けていて、いまも有機で育てています。

このあたりの土は、火山灰で酸性が強くなっています。そのため、肥料は農園でつくる自然のものだけを使っています。ミミズ堆肥、コーヒーの果肉、ボカシ(発酵させた有機肥料)です。

実は、熟しきるまで待ってから手で摘みます。摘んだ実から、さらに良いものだけを選びます。

農園で働く人たちの暮らしを手厚く支えていることも、兄弟に共通しています。農園では、何代にもわたって同じ家族が働いています。

BOOKyourCOFFEEとの出会い

はじめは、弟フェルナンドさんのコーヒーをカッピングするときに、エルネストさんのコーヒーも一緒にカッピングしていました。同じサンタ・アナ火山の斜面なのに、系統の違う風味。そして質の高さ。それにひかれて、エルネストさんに会う前から買い付けていました。

2010年、いつもカッピングをさせてもらっているクスカチャパ農協で、初めてエルネストさんに会うことができました。そのとき、エルネストさんのコーヒーにとても満足していると伝えました。これが私たちの出会いです。

その後、ラス・ヌベスの中でも、区画エル・タンボールのコーヒーを分けて輸入するようになりました。いまでは、両方を仕入れる年が増えています。

ラス・ヌベス全体では、パカマラ、カツーラ、ブルボン、ゲイシャを育てています。エル・タンボールは、ブルボンが中心です。エル・タンボールのブルボンは、質感が軽やかで、風味が華やか。ラス・ヌベスのブルボンは、しっかりした質感と濃い甘さが特徴です。

同じ農園の同じ品種でも、区画が違うと風味がはっきり変わる。その分かりやすい例です。一般のお客様にも違いが伝わるほどなので、あとはお好みで選んでいただいています。

主な受賞歴

  • 2003年 カップ・オブ・エクセレンス(COE)エルサルバドル 7位・87.16点 ラス・ヌベス/ブルボン ウォッシュド
  • 2010年 COE エルサルバドル 27位・84.39点 ラス・ヌベスI/ブルボン ウォッシュド
  • 2014年 COE エルサルバドル 15位・86.21点 ラス・ヌベス(有機)/ブルボン ウォッシュド

COEの審査員は、2010年のロットにダージリンティー、くるみ、オレンジ、シナモンの風味を、2014年のロットにココナッツ、サトウキビ、パパイヤ、カカオの風味を挙げています。

すべての入賞歴を見る ↓

ラス・ヌベスのコーヒーには、噴火や嵐のあとに家族で植え直してきた時間と、新しい精製を試し続けるエルネストさんの姿勢が表れています。

弟フェルナンドさんのロットと、そしてラス・ヌベスとエル・タンボールを、ぜひ飲みくらべてみてください。同じ火山の、それぞれの土地の違いを感じていただけるはずです。

COE(国際品評会)の入賞歴 全4回

エルネスト・リマさんと家族の農園が入賞した記録です。新しい年から順に並べています。近年のCOEは、精製ごとの部門(ウォッシュド、ナチュラル&ハニーなど)に分けて順位がつきます。

  1. 201415位・86.21ラス・ヌベス(有機)
  2. 201422位・85.74オアシス(有機)
  3. 201027位・84.39ラス・ヌベス I
  4. 20037位・87.16ラス・ヌベス

農園の場所

農園の名前を押すと、地図が切り替わります。位置は約1km単位のおおよそ、標高は地形データからの目安です。

国内在庫

日本の倉庫にあるエルネスト・リマさんの生豆です。すぐにお届けできます。

いまは国内在庫がありません。次の収穫のロットが届いたら、ここと「2026–27ロットを予約」のページでお知らせします。

ほかの生産者にも、会いに行く。 BOOKyourCOFFEEが毎年会いに行っている生産者は12人。全員の農園に、国際品評会(COE)の入賞歴があります。
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